アジの開き

くらせいの歴史

創業者STORY

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倉橋商店
初代 倉橋清史

倉橋商店初代の倉橋清史は、島根県に生まれました

暖かい対馬海流と冷たく栄養に富んだ海水が入りまじる島根県沖は、豊かな漁場が多く、四季を通じて新鮮な海の幸が水揚げされています。

子供のころから地元で採れた笹カレイの一夜干しや、母親が作ったしじみの味噌汁を食べて育ち、新鮮でおいしい魚介はつねに身近にありました。
また食べる事が大好きで、家族や友人のために料理を作り人々を喜ばせることも好きな性格でした。

大学卒業後は食の知識を深めようと、新潟を中心とした米どころを巡り、お酒や和食を学びました。
そんな中、29歳の時には新潟で大きな地震にあいましたが、被災者におにぎりをふるまうなどして、そのボランティア活動を通じ、人々の心をも救う食の力に感銘を受けました。
その後築地市場の会社につとめ、10年以上に渡り全国の漁場や市場を巡り、魚の知識を深めました。

そして伝統的な和食と魚を合わせた料理で、当時関東では珍しかった西京漬けの専門店である 「くらせい(倉清)」を開業。
その他にも全国の珍しいがあまりメジャーではない、自身がおいしいと思った特産品も扱い、多くのお客様に愛され続けました。

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昭和60年

有限会社倉橋商店を設立

味の逸品「くらせい」として、百貨店にて手作りの西京漬けや粕漬け、諸国名産塩干、珍味を取り扱うお店を開きました。
倉橋清史が、食にこだわる理由はいくつかあります。まず第一に、彼は食への情熱と愛を持っており、美味しい食事を通じて人々に喜びと満足を提供したいと考えていました。彼自身が食への探求心を持ち続けているため、その情熱をお客様と共有したいという思いがありました。

第二に、彼は食材の選び方にもこだわりを持っています。漬け魚こそ、新鮮で高品質な食材を使用することが重要だと考えており、そのために厳選した食材を使用しています。彼は地元の農家や漁師とも積極的に協力し、地元の食材を使った料理を提供することで地域経済の活性化にも貢献していました。

さらに、食事を通じて文化や歴史を伝えることも大切だと考えていました。彼は伝統的な料理や技法を取り入れながらも、独自のアレンジや創造性を加えることで新しい食文化を創造しようとしていました。彼はお客様に食事を通じて新たな体験や知識を提供することで、食に関する育みを担う役割も果たしていました。

倉橋は、これらの理由から食にこだわり、お客様へ食事を通じて喜びや満足を提供し、食文化を紹介する使命を持って活動していました。彼の情熱と熱意が、彼の料理とサービスに反映されていることで、多くの人々に愛されていました。

その心は二代目にしっかりと継承されて現在に至り、お客さまとともにある温かなお店として発展し続けております。

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